相続税の基礎控除の引き下げと最高税率引き上げから1年が経過しました。

想定以上に財産が減ってしまった方が多くいるのではないでしょうか。

国も節税対策を封じるような動きがある中、不動産活用はこれから大切な要因になっていきます。

平成26年の相続財産で不動産が占める割合は45.9％です。

全国平均では約半分ですが、地方の地主さんに関しては90％を超えている方もいると思います。

それだけ不動産は身近な資産なのです。

相続対策＝節税対策そればかり考えてしまうと、本来の不動産の価値を落とすことになるかもしれません。

例えば、借金して財産評価を減らすと税金が減るのでアパートを建てよう。と考えてしまうのです。

平成25年10月時点で賃貸アパートマンションなど429万戸が空室になってしまっており、全体の20％が空き家の状態です。

相続対策のため借金して建てたアパート・マンション経営がうまくいかず、思っていた収入が入らず、手元に残る財産が少なくなってしまった。

このように本来の不動産の価値まで減ってしまっては『本末転倒』です。

先祖代々の土地だからと言ってなんの対策もせずに放置してしまっていては、資産は目減りしていき、次世代に円滑に引き継ぐことが出来ないかもしれません。

先祖が残してくれた資産だからこそ、適正に運用し次世代に残していきたいですよね。

なにもその土地を今後100年守っていくわけではなく、時代に合わせた変化で、時には売却して資産を組み替えるのも大切です！

その土地に合った最適用途の提案をさせていただきます、未利用の土地があれば有効活用の方法を検討してみてください。

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